チャンスメイク数は100を超える

今季はプレミアリーグで8位に沈んでしまい、苦しい時間が続いているマンチェスター・ユナイテッド。そんなチーム状況下にありながら、今季も変わることなくチャンスメイクを連発したのがMFブルーノ・フェルナンデスだ。

2020年にマンUへ加わったフェルナンデスほど安定している選手も少ないだろう。確かなチャンスメイク力に加え、フェルナンデスはとにかく怪我が少ない。今季もシーズン全体では47試合に出場しているが、加入から4シーズン続けて45試合以上に出場しているのだ。昨季は59試合もこなしていて、これにポルトガル代表の活動も加わるのだから鉄人と呼ぶにふさわしい。

データサイト『Opta』によると、今季のフェルナンデスはプレミアリーグで最多となる114回のチャンスメイク数を記録している。フェルナンデスは昨季も119回とプレミア最多の数字を残しているため、これで2シーズン連続での最多チャンスメイクとなる。

同サイトによれば、プレミアで2シーズン連続最多チャンスメイク数を記録するのは2013-14シーズン(93回)、2014-15シーズン(100回)の元チェルシーFWエデン・アザール以来だという。

SNS上では「それで8位か」、「ユナイテッドにはこれを沈められるストライカーがいない」といった声が出ているが、フェルナンデスは昨季も今季もアシスト数は8アシストに留まっている。

昨季はリーグ戦で8ゴール8アシスト、今季は10ゴール8アシストとなっていて、もう少し味方がチャンスを決めることができればアシスト数も二桁に達したかもしれない。