岐阜県土岐市の核融合科学研究所は18日、核融合発電の実用化を目指すスタートアップ企業・ヘリカルフュージョンと、新たな共同研究のグループを立ち上げたと発表しました。  研究所の中に専用の実験スペースをつくり、核融合炉に使う「高温超伝導マグネット」などの研究を進めます。  核融合は、海水などに含まれる重水素を燃料に大きなエネルギーを生み出す脱炭素の切り札として世界的に開発競争が激しくなっていて、民間企業との研究に期待がかかります。