2024年5月24日、東海地方では各地で「真夏日」となりました。6月からは電気料金も値上がりするため、デパートでは電気を使わない涼グッズのラインナップを充実させています。  24日、名古屋で最高気温30.4度を観測するなど、東海地方は各地で30度を超える「真夏日」となりました。 男性A: 「長袖は着られないですよね、暑くて」 男性B: 「ノースリーブ、すごく気持ちがいい」

 早くも暑さとの戦いが始まりましたが、冷房などを使う機会が増える夏を前に、いま心配されているのが、6月からの電気料金の値上げです。  政府がこれまで物価高対策として支給していた補助金が、20204年5月の使用分で終了します。6月使用分の電気料金を試算すると、中部電力の平均モデルの場合、前の月に比べて350円ほど値上がりする見通しで、2023年の6月と比べるとおよそ25%も高くなる見込みです。

女性A: 「困ります、本当に。生活に響きますよね」 女性B: 「電気、ガス、水道…。下がるのは年金だけ」 女性C: 「クーラーは今年はまだつけていないので、これから節約しながら使おうかなと思います」  こうした状況を受け、名古屋駅のジェイアール名古屋タカシマヤでは、電気を使わずに暑さを和らげるグッズが販売されています。  遮熱に優れた晴雨兼用で「パナー デ パドゥ」の日傘(税込9900円)は、いま人気です。

 この東レが開発した生地を使った日傘は遮熱性の高く、強い日差しの熱をカットしてくれるため、従来の生地に比べて体感温度が4度以上も下がるといいます。

 一見普通に見えるインターモードのスカーフ(税込5500円)は、首を冷やせるクールネックリングがすっぽりと包まれていて、見た目もオシャレに暑さを和らげてくれます。

 NASAが開発した特殊な素材を使った、ひんやりする西川の「敷パッド」(Sは税込み55000円)。

 従来の素材は、体温で時間とともに冷たさが失われてしまいますが、この敷きパッドは寝返りをうつたびにひんやり感が感じられるということです。