陸上自衛隊は、2023年6月に岐阜市の日野基本射撃場で隊員3人が死傷した事件についての調査報告書を公表しました。  事件では、自動小銃を発砲した渡辺直杜被告(19)が強盗殺人などの罪で起訴されていて、陸上自衛隊は詳しい動機などは公判に影響を及ぼすとして明らかにしませんでした。  事件の原因について「不測の事態を想定していなかったため、特異な行動を止めることができなかった」とし、新隊員などの訓練で銃と弾薬が揃う時間をできるだけ短くするなどの再発防止策を挙げました。