名古屋では28日、ソメイヨシノの開花が発表されました。 28日午前10時、名古屋市千種区の名古屋地方気象台では、職員が2人がかりで双眼鏡を使い、ソメイヨシノの標本木を確認しました。 開花を発表する基準は、5輪以上の花が咲いていることです。一輪一輪慎重に確認し、今年2024年のソメイヨシノ開花を発表しました。 名古屋では平年より4日遅く、統計開始以来最も早かった去年からは11日も遅い開花となりました。
正午過ぎ、名古屋のお花見スポット、昭和区の鶴舞公園では咲き始めの桜でお花見を楽しむ人も見られました。
会社の同僚で花見をする人: 「だんだん咲いてきているんですよ。飲んでいると」 「僕ら朝イチから来ているんで。気付いたら増えてるな、咲いてるなって」 男の子: 「ちょっとでも咲いていて、来たかいあったなと思いました。嬉しいです」 知多市から来たという家族は…。 父親: 「もっと咲いているのかなと思ったんですけど」 母親: 「インスタとかだと咲いているところが映っているので、思った以上に咲いていなかったですね」 期待していたほどは咲いていなかったものの、4月3日に長女が保育園の入園式を控えているそうで…。
母親: 「めっちゃきれいな桜になるんじゃないかなというのと、いい写真が撮れるんじゃないかなというのと。何回でも楽しみに花を見に来れるなというので、また来ようかなと思います」 2週間前から「桜まつり」が始まり、キッチンカーなどが多く出店している鶴舞公園。出店者も桜の開花を心待ちにしていました。
キッチンカーのオーナー: 「朝来た瞬間に桜がちょこっと咲いていたんで、『おおやった!』と思ったんですけど。これから本当にお客さまが増えますので、僕たちも万全な体調と万全な準備で臨みたいと思います」 開花から満開までは一般的に1週間ほどで、名古屋の桜は来週末までに見ごろを迎えそうです。