一般のドライバーが自家用車を使って有料で客を運ぶ「日本版ライドシェア」が、26日から愛知でも始まりました。 「日本版ライドシェア」は、タクシー業界の人手不足を解消するため、一般のドライバーが自家用車を使って有料で客を運ぶサービスで、26日、運行を管理する名鉄タクシーが出発式を開きました。 40代の男性乗務員: 「生まれて初めての体験なのでドキドキしているんですけども。(研修で)教えていただいたことを思い出して、安全第一で」  愛知での運行は名古屋市、瀬戸市、日進市など17の市町村ですが、時間帯は金曜日の午後4時から午後8時までと、土曜日の午前0時から午前4時までで、合わせても週8時間。極めて限定的なスタートです。 40代の男性乗務員: 「本業があるんですけども、隙間時間を使って、自分がやってみたかったタクシーの業務を体験できる」  名鉄タクシーでは、安全性を確保するためドライバーの自家用車にドライブレコーダーを設置するほか、接客や運転マナーなどの講習もしているということです。 名鉄タクシーHDの浅野丈夫社長: 「地域の足を確保していきたい、そう強く願っております」  26日は午後8時まで、3台のライドシェア車両が運行します。