俳優の山下智久(39)が主演するフジテレビ系「ブルーモーメント」(水曜午後10時)第1話(24日放送)の平均視聴率が世帯8・6%、個人4・8%だったことが25日、発表された。この数字は4月期のフジ系ドラマ7本でトップ。2022年4月期に水曜午後10時枠が復活して以降の同枠のドラマでもトップだ。好発進した形だが、フジ局内から「山P、ネタバレは勘弁して〜」との声が漏れてきた。

「ブルーモーメント」は同名漫画が原作で、特別災害対策本部のメンバーの物語だ。山下にとっては20年10月に旧ジャニーズ事務所(現STARTO ENTERTAINMENT)を退所後、初の民放連続ドラマの主演作としても話題を呼んでいる。

 フジ局内から〝ネタバレ〟を指摘されたのは、山下が出演した今月23日放送のフジ系「突然ですが占ってもいいですか?」だった。この出演は「ブルーモーメント」の番宣も兼ねていた。

 山下は番組内で占い師の星ひとみから占ってもらう中で、周囲から頼られてオファーされる運気があると指摘された。山下は「本当に(そういったオファーが)来ているので驚いてます。誰にも言ってないから」と〝的中〟にビックリ。「まだ言えないんですけど、プロデュースする案件が2つくらい」と続けた。

 山下が出演したこの放送回の収録は3月上旬、都内のスタジオで行われた。その後、山下は4月1日、インスタグラムのストーリーズに「ある後輩の楽曲をプロデュースする事になりました。まだ詳細は言えないのですが」などと投稿。これは一部メディアでも報じられ、ファンは歓喜した。

 フジ局員の話。

「つまり、山Pは3月上旬の収録に参加し、トークの中でプロデューサー業に取り組むことを明かした後、(4月)1日にストーリーズで同じ内容に触れたということになります。放送内容の一部を(4月23日の)放送前に明かした格好。タレントが放送前にその内容の公開を控えるのは芸能界では暗黙のルールなので、局内はザワつき、苦笑いするスタッフもいました」

 もちろん山下に悪意はないだろう。

「久しぶりの民放連ドラ主演、プロデュース業と本人にとってうれしい仕事が続き、リップサービスしたということでしょう」と前出局員は指摘した。

(視聴率は関東地区、ビデオリサーチ調べ)