俳優の舘ひろし(74)がフジテレビ系「だれかtoなかい」に出演。俳優の間で噂になっていたという〝カンペ疑惑〟について自ら説明した。

 ゲストとして登場した舘に対し、MCのムロツヨシは「舘さんはよくサングラスをかけてお芝居をされる印象があって。(俳優たちの間で)サングラスの向こう側にカンペがあるって噂が広がったことがあるんですけど…」と舘に直撃。役柄上サングラスをかけることの多い舘が、黒いレンズ越しにカンペを確認しているという都市伝説について切り込んだ。

 これに対し舘は「カンペはありました。貼りっぱなしでやってました」とカミングアウト。「今はカンペは貼りませんよ。ただデビューした時に演技事務の人に『舘君、せりふは覚えなくていいからね』って言われたんですよ」とスタッフが駆け出し時代の舘を分厚くサポートしており、その一環としてカンペが存在していたことを告白した。

 実際にカンペが使われていたことを知って騒然とするムロとMCの中居正広を前に「1作目から言えないですもん、(せりふが)長くて」とちゃめっ気のある表情で振り返った舘。「一番ひどかったのはカンペを床とかに貼ってるじゃないですか。考えながら、『俺さ…』って(下を向いて)」と、演技中に床のカンペを直視していたことを当時の状況を再現しながら告白し、スタジオの笑いを誘っていた。