欧州チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝第2戦(17日=日本時間18日)、CL準々決勝第2戦で日本代表DF冨安健洋(25)の所属するアーセナル(イングランド)はバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)に0―1で敗れ、2戦合計2―3と準決勝進出を逃した。後半18分に先制を許すと追いつけなかった。

 敗れたミケル・アルテタ監督は「今夜は苦しみを乗り越えて、明日には同じ態度で臨まないといけない」と語っていたが、冨安は約4か月ぶりに先発出場を果たした。左サイドバックを務め、試合中にコンタクトレンズが外れて、試合を中断させるアクシデントがありながら後半41分まで攻守ともに奮闘した。

 英メディア「90MIN」は選手採点で冨安を6点とし「開始すぐに逆サイドバックの役割に移りはじめ、3番目のディープミッドフィルダーとして機能した。(MFレロイ)サネには少し苦労した」。英紙「サン」は7点を付け「多彩な日本のスターが左ディフェンスで明るく心強い昨年12月以来の先発出場となった」と好意的に報じていた。