青山学院大学・陸上競技部監督の原晋氏(57)が18日、「X」(旧ツイッター)を更新。廃止論が出ている国民スポーツ大会(国スポ)について、廃止に慎重姿勢である熊本県知事の意見に賛同した。

 国スポは他県の知事から開催地の負担が大きいとして「廃止論」が出ている。しかし、熊本県の木村敬知事は16日の就任会見で「負担が大きいのであれば改革が必要」とした上で「安易に否定的に捉えるのは、スポーツで頑張る若者のために良くないのではないか」と慎重な姿勢を示した。

 原監督は木村知事の発言に関する記事を引用した上で「まさに同感!なんでもかんでもお金かかるからといって『スポーツ活動教育活動』を否定的に考えるのはいかがなものですかね!?」と経済的な観点から大会を否定する意見を疑問視した。

 国スポは都道府県の持ち回り開催で、2035年から3巡目に入る。