巨人の守護神・大勢投手(24)が右肩の違和感で緊急降板した。

 3日の阪神戦(東京ドーム)で巨人は8―5で勝利も最終回にアクシデントが待っていた。9回4点リードでマウンドに上がった大勢が1点を返され、なおも二死一、三塁で右肩の不調を訴えて降板した。

 大勢は「投げられないなという感じというか、抑えられないなという感じだったので。大事な試合でしたし、申し訳なかったですけど、ちょっと言って交代しました。違和感です」と経緯を説明した。

 杉内投手チーフコーチは「(大勢は)『肩が張った』と言っていた。明日、様子見て判断しようかなと思いますけど。ただ、肩だからあまり無理させない方がいい」と表情を曇らせた。

 その上で同コーチは緊急登板でプロ初セーブを挙げた泉に「一打同点の場面だったので、かなり気合入ったんじゃないですか」とうなずいた。