ボートレース蒲郡の「第53回竹島弁天杯」は3日、予選最終日が行われ、準優勝戦に駒を進めるベスト18が決定した。

 花田和明(54=愛知)は予選ラストの3日目1R、4コースからの二番差しで3着を確保。「絶対に準優に乗りたいと思っていた。予選突破できてホッとしている」と胸をなで下ろした。仕上がりに関しても「行き足から伸びにかけていい。蒲郡でこれだけいいエンジンは久しぶり」と納得の表情だ。

 当地は2021年7月を最後に優出から遠ざかっている。それだけに「地元のお客さんが来てくれているし、エンジンもいいし、今節は優勝戦に乗りたい。コンマ10あたりのスタートなら、もっと足の良さも出る。準優はバチっとスタートを行きたい」。気迫の踏み込みで2年10か月ぶりとなる蒲郡優出切符をもぎ取る。