米プロバスケットボールNBA・レイカーズの監督を解任されたダービン・ハム氏に対し、同国メディアが八村塁(26)の起用法に疑問を投げかけた。

 NBAの公式サイトは3日、レイカーズがハム監督を解任したと発表。今季はプレーオフ進出決定戦を勝ち抜くも、1回戦でナゲッツに1勝4敗で屈していた。米メディア「CBSスポーツ」によると、ロブ・ペリンカGMは「これは難しい決断だったが、シーズンを総括した上での最良の行動方針だ。この組織はチャンピオンシップにふさわしいパフォーマンスを提供する点は揺るぎないものである」などとコメントしたという。

 その上で同国メディアは解任に至った要因を分析。「一貫性のないラインナップがハムの解任につながった」との見方を示し「今季のトレーニングキャンプの早い段階で亀裂が生じ始めたのは負傷していたジャレッド・バンダービルトの代わりに八村塁を先発させるのではなく、トーリアン・プリンスに頼ったことだ。この判断は昨季のプレーオフで好調な成績を残した八村を要と見ていた組織内の多くの人々を驚かせた」と報じた。

 複数の同国メディアは早くも次期監督候補の名を続々と報じているが、果たしてどうなるか。