ソーヴァリアントは12着大敗

鳴尾記念2023

[GⅢ鳴尾記念=2023年6月3日(土曜)3歳上、阪神競馬場・芝2000メートル]

 当舞台(阪神芝内2000メートル)2戦2勝の1番人気ソーヴァリアント(牡・大竹)は直線で伸びを欠き12着に敗れた。

 前走のGⅡ中山記念9着から反撃を狙った今回は外枠(8枠14番)から果敢に先行。逃げたフェーングロッテンを見ながらの好位3番手をキープし、あとは直線で末脚を爆発させるだけだったが…。鞍上のゴーサインに応えることなく直線で失速。12着に沈んでいる。

 鞍上のルメールは「最初が一生懸命すぎる。こういう馬場もあって、最後は止まってしまった。今の感じなら、もう少し短い距離がいいかもしれない」と敗因を分析。

 マイナス10キロと馬体も絞れていただけに、結果的には外々を回らされたのが響いたか。デビュー以来、連続で馬券圏内を外したのは今回が初めて。能力は間違いないだけに条件替わりを起爆剤に反撃を待ちたい。

著者:東スポ競馬編集部