激戦後とは思えないブレイディヴェーグ
激戦後とは思えないブレイディヴェーグ

エリザベス女王杯2023

[GⅠエリザベス女王杯=2023年11月12日(日曜)3歳上牝、京都競馬場・芝外2200メートル]

 GⅠエリザベス女王杯で初のGⅠ制覇を飾ったブレイディヴェーグ(牝3・宮田)は、レース当日の12日午後6時30分頃に栗東トレセンの出張馬房へ到着。一夜明けた13日朝も、力走後とは思えない活気のある様子を披露していた。

「今朝は『外に出して』という感じ。元気が良かったです。ローズSで(栗東滞在を)経験していたので環境に慣れるのが早かったですし、輸送が近かったのが大きかったです」と土岐調教厩務員が目を細めた。

 わずかキャリア5戦目で、ビッグタイトル奪取に成功。次走は未定ながらも、この後の伸びしろがまだ見込める器であり、先々の楽しみが大きいのは間違いない。

「ルメール騎手はさすがだなと。いいポジションを取ってくれましたから。脚がたまれば、昨日のような競馬もできるので。今後が楽しみです」と同厩務員は笑顔で結んだ。

著者:東スポ競馬編集部