引退が決まったロータスランド
引退が決まったロータスランド

 JRAは29日、2022年のGⅢ京都牝馬ステークスなど重賞2勝を挙げたロータスランド(牝7・辻野)が同日付で競走馬登録を抹消したことを発表した。今後は北海道・浦河町の三嶋牧場で繁殖馬となる予定。

 父ポイントオブエントリー、母リトルミスマフェット(その父スキャットダディ)の同馬は19年9月の阪神でデビューを果たし、見事に勝利。21年6月のリステッド・米子ステークスでは格上挑戦ながら勝利を果たして自己条件から3連勝を収め、同年8月のGⅢ関屋記念で重賞初制覇を決めた。翌年には先の京都牝馬ステークスを制覇し、同年3月のGⅠ高松宮記念では2着に入るなど短距離からマイル戦まで幅広い活躍を見せた。

 通算成績26戦6勝、獲得賞金2億6173万5000円(付加賞含む)。今月24日のGⅠ高松宮記念(5着)がラストランとなった。

著者:東スポ競馬編集部