日本ダービーへの出走を取り消すことが分かったメイショウタバル
日本ダービーへの出走を取り消すことが分かったメイショウタバル

日本ダービー2024

[GⅠ日本ダービー=2024年5月26日(日曜)3歳、東京競馬場・芝2400メートル]

 GⅠ日本ダービー(26日=東京芝2400メートル)に出走を予定していた8枠16番メイショウタバル(牡・石橋)が左後肢の挫石のため、出走取消となった。24日、JRAが発表したもの。

 石橋調教師の話「追い切った後の水曜昼は大丈夫だったけど、追い切りとかでぶつけたとしても時間が経過してから症状が出るときもあるみたい。木曜朝に違和感があってアイシングを行ったけど、金曜朝も痛がっていたので残念ですが回避を決めました。松本好雄オーナーをはじめ、応援してくださっているファンの方々に申し訳ない気持ちでいっぱいです」

 同馬はGⅠ皐月賞(17着)で1000メートル通過57秒5のハイペースに逃げており、今回も展開のカギを握る一頭と目されていた。競馬の祭典の〝流れ〟がこの馬の取り消しで変わる可能性も十分ありそうだ。

 これで17頭で行われることになった日本ダービー。フルゲート18頭となった1992年以降、取消を含め出走馬が18頭を割り込んだのは、今年で6回目となる。なお、直近の2021年は出走を予定していたダノンザキッドが右トウ骨粗面剥離骨折を発症し、レース前週に出走を回避し、フルゲート17頭で行われている。

著者:東スポ競馬編集部