町田青年会議所(町田JC/神永矩誠理事長)が5月13日、「わんぱく相撲町田場所」を町田市立総合体育館で開催した。コロナ下だったため昨年まで開催中止となっており、4年ぶりの復活となった。

39回目となる今年は、市内の小学生男女約200人が参加。男女ともに、着衣の上から簡易まわしをつけて戦いに挑んだ。各学年ごとに予選が行われ、トーナメント方式で勝ち上がった選手たちが決勝戦に出場。学年、男女ごとに12人の優勝者が誕生した。司会進行は特別ゲストとして、プロ実演販売士のボス水野さんが務め、迫力ある和太鼓の演出などで会場を盛り上げた。

決勝戦に挑んだ選手は神妙な面持ちで入場すると、白熱した取組を展開。悔し涙を流す場面もあり、観客からは拍手や歓声が起こった。

小学6年男子の部で優勝した鶴川第3小学校の實海志さんは「緊張したけど、落ち着いてできた。1位になることが目標だったので、勝てて嬉しい」と喜びを語った。

町田JCは「子ども達がさまざまな体験や世代間交流ができる場が減っている現状がある。今後も青少年育成を目指す」としている。

なお、4〜6年生の部の優勝者は今後、都大会に出場する。