瀬谷駅南口直結の瀬谷区民文化センターあじさいプラザで、芸術の祭典「プラザ・アートウィーク2024」が3月24日(日)まで開催。期間中は展示会やワークショップ、コンサートなど多種多彩なプログラムが揃う。

今年で2回目となる同ウィーク。「花の色いろ展」(ギャラリー1)では区内の幼稚園児や小学生などから寄せられた絵およそ15点が展示されている。「広いギャラリーに自分の作品が並ぶ経験を子どもたちに提供したかった」と同プラザ担当者。折り紙で造形した花を盛り込んだ「かがやくあやめ」、舞い落ちる花びらを漢字やひらがなで表現している「さくら」、幼児クラスで合作した150cm四方の大型作品「にじいろのはな」などアイデア豊かな力作が揃っており、担当者は「子どもたちの感性を楽しんでください」と来場を呼びかける。

ギャラリー2では生きものイラストレーターの安斉俊さんの作品展が開催。安斉さんは北海道在住で、2006年から13年まで神奈川県水産技術センター内水面試験場で働き、淡水魚の保護や外来種の駆除などを研究していた。展示会では雑誌の連載「鳥の都会暮らしはじめました」で手掛けたイラストのほか、今回のために書き下ろしたという「海軍道路」「長屋門公園」「和泉川」「上瀬谷球場」の4作品も楽しめる。

学びや体験も

手帳や横浜スカーフなどの展示も開催。瀬谷区の今昔や風水に関する2つの講座、ちぎり絵や墨絵アート、マイ手帳のワークショップなども予定されている。24日には瀬谷区出身のサクソフォン奏者・田村哲さんのリサイタルも。各プログラムの日時や費用、申し込み方法など詳細は同プラザのホームページ、または【電話】045・301・3500。