箱根ロータリークラブ(勝俣智行会長)が3月5日、箱根中学校を卒業予定の3年生54人を対象にテーブルマナー教室を湯本富士屋ホテルで開催した=写真。地域の青少年育成事業として同クラブが毎年実施しているもので、今回で8回目。

ナプキンやカトラリーが用意され、コース料理が次々と配膳される普段と違う格式高さに、緊張の様子を見せる生徒たち。カトラリーは外側から使う、食べるときに食器を持ち上げないなど講師がマナーを伝授し、同席した同クラブ会員のアドバイスのもと実践していた。生徒は「同じフォークを使わないのが印象的」「普段学ぶ機会がないので、場をセッティングしていただきありがたい。新しいマナーを身に付けられる」と学びを振り返り、勝俣会長は「堅苦しく思うかもしれないが、社会に出てから知ってて良かったと感じる日が来るはず」と話した。