県営阿久和団地ショッピングセンター内の地域福祉・交流拠点「ぽかぽかプラザ」の利用を促進しようという「横浜隼人高校×ぽかぽかプラザ活性化プロジェクト」の会議が3月12日に、同校で開かれた。

ぽかぽかプラザはコロナ禍で利用者数が減少しており、幅広い年齢層の利用を促すため、2023年8月にプロジェクトが始動。同プラザを運営するNPO法人「愛のささえ」や同校のインターアクトクラブ、瀬谷区役所、地域のケアプラザなどがイベントを開くなど協力してきた。

12日は同クラブのメンバー、区役所や同法人の職員が参加し、今後の利用計画や生徒たちが作成した施設の子ども向け広報ツール「ぽかぽか通信」の利用法を検討。区役所職員が、阿久和団地の高齢者像や背景を解説するなど学びを深めた。

同クラブの菅原琉惺会長は「2024年度も、より多くの隼人生がボランティア活動に参加できるように努めていきます」と話した。同プラザの横山悟施設長=人物風土記で紹介=は「学生たちの意見を取り入れ、多くの人に親しんでもらえる場所にしていきたい」と語った。

今後はイベントの開催準備や、広報ツールを地域配布するなどを実施していく予定。