子どもや保護者にインターネットの安全な使い方などを伝える講座が3月23日、鶴見中央地域ケアプラザで開かれた。

これは、鶴見区青少年指導員協議会鶴見中央地区(森田智樹会長)が主催したもの。同地区の指導員で、e-ネットキャラバン認定講師の池田茂さん=「人物風土記」で紹介=が講師を務めた。

当日は同地区の子どもや大人、約20人が参加。講座では、昨今は学校で「ネットいじめ」が増えていることに注意を呼びかけ。ネットの掲示板で悪口を書いたり、人の嫌がる写真を撮ってネットにあげることがどれだけ危険かを解説。怪しげな「チェーンメール」やフェイクニュースの拡散をむやみにしないことなども呼びかけた。

また、悪質なサイトから金銭を要求されるネット詐欺についても解説され、子どもだけでなく大人も関心高く話を聞いていた。池田さんは「自分は大丈夫、この位なら大丈夫と過信せず、保護者に相談したりしながら、上手に使ってほしい」と語りかけた。

青指同地区ではコロナ禍もあり、5年ぶりとなった地域での講座。森田会長は「コロナも落ち着いたので、改めて地域住民に役立つ講座を今後も開催していきたい」と話した。