「NPO法人高津区文化協会」の会員として、地元の芸術活動の一翼を担う傍ら、各自が得意な作画スタイルで活躍。そんな区内在住の実力派アーティスト3人が「コラボ展」を4月4日(木)から高津市民ギャラリー(溝の口駅前・ノクテイ12階高津市民館内)で行う。絵画のジャンルが異なる作家が互いに個性を生かして作り上げるこの展示会。詳細は―?

ゲストは手描友禅の工芸士

今回の展示会は「3人展+(プラス)1」と銘打たれており、長年にわたって高津区文化協会で活躍している齋藤政義さん、森田隆さん、黒沢進士(ゆきお)さんの3人が力作を出品予定。さらに石渡弘信さん(石渡染色工房主宰)がゲスト出展を予定しており、手描友禅の工芸士として「かわさきマイスター」にも認定されている逸品が、会場に華を添える。

屈指の実力派が共演

一方、各方面で名を馳せている齋藤さんは、ありそうでない架空の空間を描き出す「抽象画」と呼ばれるジャンルにおいて、自信作を展示する予定。

また油彩作品による「静物画」の展示を企画している森田さんは数々の個展を開催するなど、絵画の「良いとこどり」ともいえる作風が多くのファンを魅了しており、今回の展示会でも準備は万端といった様子。

さらにイラストレーターとしては「似顔絵」を、そして画家としてはアフリカやサーフをテーマとした絵を得意としている黒沢さんは、そのマルチな才能の一端を披露する予定となっている。

「鑑賞無料、多くの来場を」

3人は市内最大の美術展として知られる「川崎市美術展」へも出展を果たすなど、その力量は折り紙付き。展示会の日程は4月4日(木)〜10日(水)の午前11時から午後6時(一部変更あり)で入場無料。3人とも多くの来場を呼び掛けている。

催しの詳細に関する問合せなどは齋藤政義さん【携帯電話】080・5537・1160へ。