産前産後の母親や父親、赤ちゃんを地域へつなげる架け橋となり、子育てを支援する拠点「助産院mamana.house(倉見599の2)」が3月22日、「蔵のカルビ(宮山120の5)」を会場に、今年度最後の赤ちゃん食堂を実施した。

この日は、2歳未満の子どもを連れた親子20組が参加。4月から仕事へ復職する人や、育児休業を続ける人たちへ向け、新生活が始まる不安や期待へのエールを込めて、ミニライブを開催した。

歌声を響かせたのは、ミュージカル経験を持ち、湘南地域で親子支援を行う島村美咲さん。普段は動き回る子どもたちも、島村さんの歌声が聴こえてくると母親の膝に乗り、体を揺らしたり手拍子したりしていた。

同院の代表を務める助産師の菊地愛美さんは、「一緒に成長を見守ってきた子どもたちの巣立ちの時。育児への思いがあふれて目頭が熱くなりました。育児はしんどい時と楽しさやうれしさが半分ずつ。もし悩みがあれば連絡して」と話した。