瀬谷区の瀬谷2丁目を中心に活動する老人クラブ「きさらぎクラブ」(岡部宣隆代表)が、野外でお茶や和菓子を楽しむ野点会を3月31日に瀬谷第四公園で開いた。

今回の催しは、岡部代表が地域で茶道教室を開く勝部暢之さんに、開催協力を打診したことで実現したもの。

当日はクラブのメンバーやその家族、地域住民など40人以上が参加。勝部さんは島根県発祥の茶道流派「不昧流」の師匠のもとで学んだ腕前を披露。うららかな春を告げる日差しの中、参加者にお茶を振る舞った。

勝部さんは「多くの人に伝統を体験してもらえて良かった。今後も地域を盛り上げるため、協力していきたい」と話した。野点会は今後、同クラブの行事として毎年春に開いていく予定。