厚木市内で生産された新鮮な野菜や加工品などを販売する今年度初の「夕焼け市」が4月10日、荻野運動公園で開かれ、約700人が訪れた。

同イベントは、生産者と消費者の交流を通じて地産地消を推進するために1999年にスタートし、今年で26年目。生産者自らが季節に応じた新鮮な地場野菜などを販売し、安心して買い物ができると多くの市民らに親しまれている。

毎年4月から10月までの毎週水曜日に午後5時から1時間程度開催。この日は、夕焼け市出店者組合の大貫浩一組合長が、「今年も開催を心待ちにしていた。これから半年間、買い物を楽しんでもらえれば」とあいさつ。会場内には地場農畜産物に加え、カレー、豆腐などを取り扱う19店舗が出店し、お目当ての商品を買い求める多くの来場客で賑わった。

オープニングフェアとして、買い物をした人にオリジナルタオルも配られ、訪れた北島ケイミさん(78)は、「毎年夕焼け市を楽しみにしている。お手頃な価格で新鮮な地場野菜が買えるのでうれしい」と話した。

今後6月に夏野菜収穫フェア、8月に納涼フェアなど、季節に合わせたイベントも予定されている。