市民にハワイを知ってもらいたいと発足したボランティア団体かわさきハワイアンプロジェクト(遠藤久乃代表)が企画協力し、名鉄観光サービスとコラボした「ハワイアンクルーズ・イン・かわさき」が4月20日に開催された。川崎産業観光振興協議会が特別協力。

川崎工場夜景の人気スポットをクルーズ船で周遊し、ハワイアンミュージックとフラのステージを楽しむ初の企画。午後4時半出航のサンセットクルーズと7時出航の工場夜景クルーズの2回行われ、約200人が参加した。

船上ではウクレレ奏者やハワイアンディオによる生演奏と、市内の16団体による20曲以上のフラのステージを披露。工場夜景は「川崎のモン・サン・ミッシェル」と呼ばれる塩浜運河から見る東亜石油、白く輝く「ホワイトキャッスル」として知られる南渡田運河から見る特徴的なプラント・レゾナックなどを巡った。

遠藤代表は「ハワイアンダンスと工場夜景が両方楽しめ、参加者からは『一粒で二度おいしい』と喜んでもらえた。市の新たな観光資源として来年もまた実施できれば」と期待を込めた。