横浜市は子育てに関連する行政手続きの負担軽減を狙い、スマートフォンで手続きできるアプリを6月末に配信する。アプリには母子健康手帳の機能が搭載されるなど、デジタル化による利便性の向上が期待できる。

アプリは「子育て応援サイト・アプリ(仮称)」。6月末に各アプリストアからダウンロード可能。ウェブサイトとして、ブラウザからも見られる。

利用者が氏名、住所、メールアドレス、子どもの生年月日(年齢)などを登録すると、小児医療費助成などの手続きをスマホで完結。母子健康手帳に記録した子どもの情報をパートナーと共有できる。そのほか、子どもの年齢に応じた必要な情報を発信。予定をカレンダーにして、数日前に通知する機能なども搭載されている。

6月末の運用では、妊娠〜出産前後までに関する手続きのみとなるが、未就学児以降に関する手続きもできるよう、段階的にアプリの更新を進めていく。