防災情報を様々な世代に親しみやすく発信する「町田市防災アンバサダー」に先月任命された、タレントの渋谷りゅうきさんと女装家で配信者のヒドンナさんによるコンビYouTuber「エッグ&プリン」。現在活躍中の2人にインタビューを行った。

--ユニット結成の経緯を教えてください

(ヒドンナ)「私は個人で配信者として活動しているのですが、ちょうど過渡期を迎え、何かちがうことがやりたいと思っていたタイミングでした。そこで、私のファンだった今のマネージャーから紹介されたのがりゅうきさんでした」

(りゅうき)「偶然なことに、そのマネージャーが経営する飲み屋のお客さんだったんです。ちょうどコロナ禍のころでしたね」

(ヒドンナ)「タレントとして活動するりゅうきさんと、配信者の私が組んだら、何か大きな化学反応がおこるのでは?って思って。でも、しばらくなかずとばずな状況でしたけどね」

--周知されるきっかけは

(ヒドンナ)「昨年、私が住む足立区の公認アーティストに受かってから、イベントのMCやTV放送など仕事が舞い込んでくるようになりました。それまでは突破口となるきっかけを模索していたのですが、おかげさまで徐々に足立区内での認知も拡大していって。今度はりゅうきさんが住む町田で何かできればと思っていました」

--それが防災アンバサダーだったんですね

(りゅうき)「防災と縁あるのか、足立区の防災訓練にも参加したときに出会った人たちやその時の経験が、次の仕事につながるということがあって。今回アンバサダーに選ばれたのも何かの縁だと思うので、町田でも人とのつながり輪を広げていけたらうれしいです」

(ヒドンナ)「地域での活動によって、社会貢献につながればと思っています。配信者としてではなく直接人と関わる機会も増え、インターネット上では得られない人の温かさを感じるようになりました。私たちも一緒に、防災を学んでいければなと思います」

--今後は

(りゅうき)「『元気もらえるよね、あの二人』と思ってもらえるような存在になりたいです。いい意味でバズりたい。みなさんに知ってもらいたいというのが一番です」

(ヒドンナ)「具体的な展望は私のなかではないんです。でも、アンバサダーを含め、任せてもらったことを一つ一つこなしていきたい。配信者としてゼロから活動する中で、見てくれる人が増えたり、そこでしかない出会いも経験しているので、これからも人脈を大切にしていきたいと思います」