東京ガスエコモ株式会社(本社・港南区丸山台2)は4月11日、年度初めの式典である「スタート式」をロイヤルホールヨコハマで行い、1914年の創業から110年となる年を祝った。

式典には社員約450人が出席。冒頭で挨拶に立った杉浦誠代表取締役社長は「110周年を迎えることができ関係者、社員に感謝している。社員こそが財産。110周年は通過点であり120、130周年に向け頑張って行きましょう」と呼びかけた。

同社は1914年3月1日に風呂桶の製造、販売を行う森川桶工として創業。その後、木製風呂製造事業などを経て、現在は電気、ガス、水道などの保守、機器修理などを主な事業としている。また、日本で唯一のガス燈事業も展開。北海道から沖縄まで3600基のガス燈を設置し、デザイン、設計、保守メンテナンスも行っている。

杉浦社長がスタート式の挨拶で力を込めて語ったのが環境問題について。「脱炭素社会を目指している」とし、現在手掛けている蓄電池や太陽光電池、断熱リフォームなどを推進する考えを示した。

同社は現在、社員数514人で市内9拠点を展開している。