鴨居駅周辺まちづくり研究会(保谷威司代表)主催の第55回鴨居エキコンが4月21日、鴨居駅改札前の特設ステージで開催された。

同イベントは2003年に初開催。コロナ禍で実施できなかった時期があったものの、「音楽を通じて鴨居の街を元気に」を合言葉に、年3回(4・9・12月の第3日曜日、午後1時から)行ってきた。

今回は能登半島地震復興チャリティーコンサートと題し、結成60年以上の老舗ビッグバンド・神奈川県庁ブルーハーバーオーケストラを招き、『A列車で行こう』『昴』『服部良一メドレー』などの曲を披露した。会場は、用意していた100席のほかに大勢の立ち見客でにぎわった。

当日集まった義援金は13万170円。保谷代表は「皆さんの温かい気持ちが集まってうれしい。少しでも被災地の力になれたらと思う」と話し、(財)神奈川新聞厚生文化事業団を通じて日本赤十字社に義援金を寄付をする予定だという。