市内下谷の大田地区土地改良区・区域ほ場整備地内(消防署南分署むかい)で4月26日、27日、28日に第18回れんげ祭りが行われた=写真。

主催するのは同土地改良区の会員で組織されている「伊勢原市ふるさと大田を守り楽しむ会」(亀井貞之会長)。

同祭りは地域住民との交流を目的に開催され、毎年3千人ほどが市内外から訪れることから、伊勢原のゴールデンウイークの風物詩になっている。

敷地内を自由に散策でき、好きなだけレンゲなどの花摘みができるとあって、期間中は連日朝から近隣住民や多くの観光客が会場に訪れていた。

26日の開会式には、衆議議員の義家弘介氏や県議会議員の渡辺紀之氏らが来賓として出席。式典後には、大田小学校の児童や伊勢原立正幼稚園の園児らによる風船飛ばしが行われた。

花摘みに訪れた同校の児童は「たくさん摘んだ、きれいでしょ」「楽しかった。お母さんに見せる」などと笑顔で話しながら、一生懸命花を摘んでいた。

亀井会長は、「花の開花とイベントの開催日程を合わせるのが毎年難しいが、天候に恵まれてほっとしている。思い出はいつまでも消えないので、子どもたちにはこの日の記憶を胸に刻んでもらえたらありがたい」とあいさつした。