湘南地域を拠点とする異業種企業による交流グループ・ハイテクメイト湘南の4月度例会が17日に行われた。今回はエネルギーと環境の共生を目指す電力会社・電源開発茅ヶ崎研究所が事業や施設について紹介した。

当日は同社が取り組む水力発電や地熱発電などのほか、安定した電力の供給に必要なさまざまな事業を説明。2025年のゼロカーボン(温室効果ガスの排出量ゼロ)へ向けた取り組み、再生可能エネルギーの開発にも言及した。

続いて、職員が実験施設や電気が家庭に届けられるまでの流れを指す電力系統シミュレータを置く研究室を案内。会員らは質問しながら見学して回った。担当者は「安定した電力供給など私たちの取り組みを理解してもらえたら」と話した。