川崎市内の北部(麻生区、多摩区、宮前区、高津区)で活動する「川崎北部少年少女発明クラブ」は4月21日、昭和音楽大学北校舎で開講式を行った。

発明クラブは、ものづくり工作を通じて科学的創造性の育成・開発を目指し、(公社)発明協会のもとで、地元の経済・文化団体の支援を受けて運営される非営利団体。対象地域の小学3年から中学3年が講座を通じて創作活動に励む。

当日は今年度の会員21人のうち19人と保護者、来賓らが出席。同クラブ会長で明治大学理工学部教授の永井一清さんがクラブ生らに向け、「活動を通じて心が育まれていき、将来ノーベル賞を取ってくれたら。一年間、楽しんで活動しましょう」と呼びかけた。

式が終わると子どもたちは、さっそく第1回の講座で人の手の形を模した「『人型』指ロボット」のペーパークラフトに挑戦した。児童生徒は年間を通じて多彩なプログラムに取り組んでいく。