玉川地区に4月上旬、2カ所にチューリップ畑が誕生した。地元の地域づくり推進事業「花いっぱいプロジェクト」の取り組みの一環で「地域を盛り上げ、訪れるハイカーなどに気持ちよく過ごしてもらおう」と企画。例年、広沢寺温泉の駐車場で花を咲かせてきたが、今年は畑を新たに確保した。

昨年11月には七沢観光協会の関係者が広沢寺温泉入口バス停手前の畑に球根を植え、小野小町研究会のメンバーが小野緑地駐車場の花壇、さらに玉川公民館の花壇にも様々な球根を植えて春の散歩シーズンに備えた。

計500個が開花し、いずれの畑もすでに見ごろは終わっている。同バス停前にはグラジオラスやハエマンサス、カラーの球根も植えられており、7月に見ごろを迎える予定。

同プロジェクトは公民館の関係団体などが参画。昨年は玉川小学校の児童たちの協力で、岡津古久老人憩の家近くに500平方メートルほどのヒマワリ畑を作るなど、フォトスポットを増やす事業に取り組んでいる。