厚木市は4月1日、「サイクルアンドバスライド」における依知神社前バス停前自転車駐車場の供用を開始した。

サイクルアンドバスライドとは、自宅からバス停まで自転車で行き、バス停付近にある自転車駐車場に駐車し、そこから路線バスに乗り換え、中心市街地など目的地に向う仕組み。

市では、バス利用者の利便性の向上、バス利用の促進による交通混雑の緩和や環境負荷の低減を図ることを目的に、サイクルアンドバスライド自転車駐車場を整備している。

今回供用を開始した設置場所は、上依知2767の1にある依知神社敷地内の40・23平方メートル。駐車台数は18台となっている。整備費は272万5800円。利用は無料で自転車のみ(※自転車専用のため、原動機付き自転車等バイクは利用不可)。

現在、市内11のバス停に整備されており、今回が12カ所目となる。

設置バス停は、妻田薬師、妻田、鳶尾団地、藤塚、松連寺、若宮橋、依知小学校前、山際、屋際、金田神社前、相川中学校前、依知神社前。全体としての利用可能台数は12カ所で、592台(全て無料)となっている。

市では、「自転車利用が見込まれる通勤通学者が多い公共交通不便地域から取り組んでいる」としている。