老朽化に伴う建て替えが行われていた鉄町交番(鉄町706)の工事が終わり、5月15日に運用を開始した。同日に開所式も行われた。

昨年8月から閉鎖されていた同交番。平屋から2階建てになり、屋上には太陽光パネルも設置。オール電化だという。

開所式には青葉警察署の鎌田純署長ら署員の他、青葉地区警察官友の会の大曽根功会長、中里連合自治会の金子茂文会長、鉄古典獅子舞保存会の三堀功会長が出席。鎌田署長は「制服の警察官の姿を見せる、見える活動を推進し、地域の方々が安心安全を感じられる社会を作り上げていく」と話し、今後の協力と支援を呼びかけた。一方、金子会長は交番の閉鎖期間を「寂しかった」と振り返りつつ、「今後も地域と警察が一緒になって住みやすい街にしたい」と思いを語っていた。

鉄町交番には警察官3人が勤務する。その1人は「交番が新しくなり、便利になったが、気持ちは以前と変わらず、地域の安全のために勤務したい」と気を引き締めた。