戸塚警察署は先ごろ、特殊詐欺対策の一環として県内大学生、区内高校生と「チーム戸塚」を結成した。

メンバーとなったのは、産業能率大学と神奈川大学の学生、横浜桜陽・舞岡・戸塚高校の生徒など、約30人。

同大学、高校は昨年から同署が行う詐欺の啓発活動に協力してきた。今回、戸塚少年補導員連絡会と連携し、同署管内の小中高校生が「闇バイト」に加担しないよう、啓発活動の強化のためにチームを結成。今後、一丸となって防犯指導教育を推進していく。

同署によると、特殊詐欺に加担したとして神奈川県警が昨年検挙した55人のうち、中学・高校生が22人、大学生が3人と約半数を占めたという。