中山駅周辺で5月16日、自転車マナーアップキャンペーンが行われた。緑区交通安全対策協議会の主催。

同キャンペーンは、横浜市を含む九都県市で構成される首都圏自転車安全利用対策協議会が位置付ける「九都県市一斉自転車マナーアップ強化月間」の取組の一環として実施された。当日は、緑交通安全協会のほか行政職員らが参加。「自転車は車の仲間『軽車両』です自転車マナーアップ」と書かれたのぼり旗を掲げながら、自転車のマナー向上や乗車時のヘルメット着用を呼び掛けるチラシを駅利用者らに配布した。チラシを受け取った男性は「歩道を歩いている時に前から来た自転車に接触しそうになったことがある。ルールを守ってほしい」と語った。

また、緑交通安全協会の鈴木正雄会長は「自転車は身近で便利な交通手段だが、マナーは自分勝手な判断になってしまうことが多い。地道に啓発を行っていく」とした。なお、同キャンペーンの一環で29日(水)、霧が丘高校の自転車通学生徒を対象に啓発を行う予定だ。