大磯町石神台で5月25日(土)、同地区有志が企画運営を行う第7回石神台マルシェが開催される。石神台公民館横のみんなの広場で午前10時〜午後3時。ボルダリングやミニ電気機関車が登場するほか、子どもたちが店主となる子どもマルシェも行う。

同マルシェ発起人の軽澤孝さん(69)は、10年ほど前に石神台に越してきた移住者。「当時から文化祭など盛んでしたが規模が大きく、運営側の負担感は否めなかった。そんな中で住民同士が自主的に開催でき、交流が生まれる何かを生み出したかった」と軽澤さん。愛犬の散歩などで知り合った地域住民に声をかけ2019年にマルシェイベントを初開催した。

初開催時は子ども向けの工作や滑り台などのアトラクションのみだったが、第2回から「石神台マルシェワーキンググループ」を発足。「できる人ができる時にできるだけ」をモットーに、無理のない運営を心がけてきた。

すっかり人気アトラクションとなったボルダリングは地元工務店「空創工房」が設置するほか、子どもの手作り品が並ぶ子どもマルシェなど参加型の催しも。農作物やパン、焼き菓子なども石神台にゆかりある店舗が参加している。

同グループの牛村雅彦さん(62)は、「このエリアは人材の宝庫だと感じる。楽しく運営できています」と話す。軽澤さんは、「コロナ禍を機に、リモートワークの移住者が増えた。石神台の魅力を伝えたいので、気軽に足を運んでもらえればうれしい」と呼びかけていた。

会場の最寄りバス停は「石神台東公園前」。当日は臨時駐車場として、湘南大磯病院の駐車場10台分あり。