区民の憩いの場などとして広く親しまれている「高津区市民健康の森」(たちばなふれあいの森)で、今年も「ホタル観賞会」が行われる。初夏を彩る地元の風物詩として人気のイベントを前に関係者は「ぜひ多くの観賞を」と呼び掛けている。

このイベントを主催するのは、区民有志などで構成される「高津区市民健康の森を育てる会」(宮寺貞文会長)。同会は、保全などを手掛けているこの森を「ホタルの里」とすべく18年前から活動。源氏ホタル幼虫の放流を続けている。

区内屈指の風物詩

同会メンバーが卵の採取や孵化、幼虫の育成などを手掛け、近隣にある橘小学校の児童たちと一緒に放流イベントを行うなど地域を代表する風物詩に数えられるこの企画。近年はコロナ禍の影響で大々的な周知が手控えらてきたが、ホタルの育成は行われており、鑑賞会自体も継続。2年前から本来のスタイルに近い形での実施に漕ぎつけている。

正式日程「25日までに」

今年も予定通りであれば、5月31日(金)から6月2日(日)までの3日間。午後7時半から9時ごろまで、幻想的な光の舞を楽しめる。だがこの数年はホタルの羽化が想定より遅く、開催を1週間、先延ばしている。宮寺会長は「日取りは25日(土)までに決めたい。期間中は現地で会員が待機するので、初夏の風物詩を楽しんでもらえれば」と話している。正式な日程は同会ホームページで公開される(左上二次元コード参照)。

会場はJR南武線「武蔵新城駅」から徒歩約23分。また溝口駅南口バスターミナル5番乗り場から、東急バス溝22系統「蟹ヶ谷」行き「橘小学校」バス停下車、徒歩10分の所にある。宮寺会長は「会場は静かな住宅地に隣接しており、近隣に駐車場もない。迷惑になるので絶対に路上駐車はしないで」と話し、公共交通機関等の利用を呼び掛けている。

同会では期間中、こうしたマナー違反の見回りや自転車の整理に人員を割くほか、すでに最寄りのバス停からの案内表示を掲出するなど準備を整えている。