(株)小田急SCディべロップメント・本厚木ミロードは5月16日、厚木市に子ども用歯磨き粉296個を寄付した。

同社は小田急線沿線にある9施設で、2023年から読み終えた本や着なくなった洋服、学生服・子供ども服を回収し、地域の子どもたちの「ギフト」に還元する取り組みを、パートナー企業(ブックオフコーポレーション(株)・学生服リユースShopさくらや・(株)REGATE)とともに始めた。これは地域と共に成長する企業を掲げる小田急グループの取り組み「マチチカ、ヒトチカ、プロジェクト」の一環として行われているもの。

回収された不用品はパートナー企業が買い取り、その売り上げを活用して購入した「子育て応援」をテーマにした品が厚木市をはじめ川崎市、相模原市、海老名市ほか7自治体に贈られている。厚木市は「子どもたちの口腔衛生の向上を図りたい」との理由から歯磨き粉を希望した。今後、定期健診やイベントなどに用いる予定。

本厚木ミロードの永山崇支配人は「今後も地域の皆さまに寄り添った商業施設を目指す取り組みを行っていく」と話し、山口貴裕市長は「子どもたちの歯の健康を守っていくために活用したい。子育て支援をはじめ、今後も市のまちづくりにお力添えをお願いします」と感謝の言葉を述べた。