株式会社安田物産(安田幹仁代表取締役社長/深見西)の責任者全体会議が20日、海老名市内で行われ「JA秋田しんせい」の渡部治・営農経済部長が講演を行った。

給食事業を手掛ける同社では2011年から秋田産米「ひとめぼれ」を地元農家から仕入れるなど、交流をスタート。昨年7月には秋田県で発生した豪雨災害の義援金を送るため、「小さな手プロジェクト」と銘打って募金活動も実施。同社が公式スポンサーを務める「大和シルフィード」と共に阿波おどり会場で善意を呼びかけた。

この日の講演では、渡部氏が「土からこだわっている」という米作りについて詳しく解説するとともに、農業に対する熱い思いを語った。

14・15日には安田代表らが秋田県を訪れ、田植え体験を行った。安田代表は「これからも交流を続け、食の大切さを子どもたちにも伝えていきたい」と話した。