循環型社会の大切さをPRしようと、環境に配慮した有機栽培で採れた野菜や加工品などを販売するイベントが松江市で開かれ、小雨が降る中、買い物客で賑わいました。
「まつえファーマーズマーケット」と題したこの催しは、循環型社会を目指す松江市が、環境に配慮した取り組みを行う生産者と、消費者をつなげる場を提供しようと、2022年から定期的に開いています。
3回目の今回は、松江市の岸公園を会場に、有機栽培で採れた野菜や卵のほか、焼き菓子やジャムなどの加工品を販売する県内16団体のブースが並びました。
また、今回初めて、宍道湖の湖岸などに生えているイネ科の多年草、ヨシを使ってストローを作る体験コーナーも設けられました。

客:
「シジミ汁を飲んで、お団子を買いました。マイバックを持ってきましょうとか、共感できるなと思いましたし、そういうことを一つ一つやっていこうと思います」

主催した松江市は、今後も定期的にイベントを開くなど市民に環境問題への啓発を図りたいとしています。