基準値を超えるレジオネラ菌が検出されたため、出雲市は、出雲平成温泉の施設を一時休館にしたと発表した。

レジオネラ菌が検出されたのは、出雲市にある、出雲平成温泉の女性用露天風呂で、5月16日の検査で分かった。

基準値は、100ミリリットルあたり10CFU未満でなければいけないが、この10CFUちょうどの値が検出された。

これを受け、保健所が立入調査を行ったが、菌検出の原因は特定できなかった。

このため施設は、食堂をのぞき、25日から、当面の間休館とした。
また、再開にむけ、利用者の安全に万全を期すため、すべての浴槽を消毒するということ。
再開は、保健所の再水質検査の結果などをふまえ、指示を仰いで時期を決定する。

厚労省によるとレジオネラ菌は、自然界に存在する細菌で、複数の種類があり、レジオネラ肺炎を引き起こすこともあるという。