利用客の減少で存続が危ぶまれるJR木次線。
沿線自治体などからなる協議会が利用促進につなげようと2023年1月から走らせているラッピング列車の愛称が決まりました。

木次線利活用推進協議会・石飛厚志会長:
「ピンク色の車両はさくら号です」

5月29日、雲南市役所で発表された木次線のラッピング列車の愛称。それぞれ、「さくら」「しんわ」「たなだ」「たたら」です。
沿線自治体やJR西日本などからなる協議会は、木次線の利用促進を図ろうと、国の補助金も活用し、約2500万円かけて4両のラッピング列車を整備。2023年1月から運行を開始していました。
協議会はこの列車に、親しみや愛着を持ってもらおうと全国から愛称を募集。
応募総数387点の中からシンプルで分かりやすいなどの理由で今回の4つに決まりました。

木次線利活用推進協議会・石飛厚志会長:
「それぞれの車両に個性があって、その個性を楽しんで貰いたい。市民と一緒に盛り上がっていく。そしてたくさんの方にお乗り頂ける1つのきっかけになることを願っています」

協議会では今後ラッピング列車を使った謎解きイベントや、車両貸し切りのツアーなどを計画していて、木次線と沿線地域の魅力を全国に発信したいとしています。