桜の便りが届きました。
3月28日午前、松江地方気象台は桜の開花を発表しました。
いよいよ春本番を迎えます。

28日午前、松江地方気象台にある標本木を見てみると…。

安部大地記者:
「松江の標本木、きのうの朝は一輪も咲いていませんでしたが、きょうは既に10輪以上が咲いているということです」

標本木で5〜6輪の花が咲いていることが基準となる桜の開花。

松江地方気象台・門脇孝之調査官:
「あのかたまりで5つくらい(開花している花が)ある」

松江地方気象台の職員が午前9時に確認したところ、11輪の花が咲いていたことから桜の開花を発表しました。
平年より1日早く、去年より8日遅い開花宣言です。

松江地方気象台・門脇孝之調査官:
「25、26日に雨が降って気温も平年より低かったが、それまでで結構つぼみがあったので、きのうの晴れでつぼみが一気に咲いて、きょう開花になった」

27日午前、つぼみが開きそうな花が一輪だけで、咲いていた花はゼロ。
しかしその後、温かい日差しが日中に降り注いだことから開花が一気に進んだとみられます。

松江地方気象台・門脇孝之調査官:
「来週は週間予報では気温が平年より高い予想になっているので、来週中の貴重なところで花見をしていただきたい」

一方の鳥取。
久松公園にある標本木を気象台の調査官が確認しますが…。

調査官:
「きょうはまだですね。松江はきょう開花したんですけど」

Q鳥取はどうですか?
調査官:
「鳥取はまだもう少しかかりそうですね」

27日時点で鳥取の開花予想日は28日でしたが、まだもう少しかかりそうです。

調査官:
「去年は3月19日だったので早かったのですが、2月の中旬まで気温が高かったのですが、下旬から低い状況なので、あんまり開花が進んでなくて去年より早いことはない」

29日の山陰地方、明け方まで雨が降る予報ですが、日中は高気圧に覆われ全般に晴れる見込みで、鳥取の予想最高気温は4月下旬並みの21℃。
鳥取でもまもなく桜の便りが届きそうです。