4月1日から新年度・2024年度が始まりました。山陰両県の企業や官公庁でもフレッシュな新社会人がスタートを切りました。

このうち松江市の山陰合同銀行本店では入行式が行われ、新型コロナの5類移行を受けて、新入行員のほとんどがマスクなしで出席しました。
山陰合同銀行では2024年度、咋年度より19人多い72人を採用。初任給を過去最高の26万円に引き上げるなど待遇を改善するなどして、山陰両県出身の人材確保に力を入れたということです。

山陰合同銀行・山崎徹頭取
「社会や銀行を取り巻く環境は日々変化しています。我々役職員1人1人が知見とスキルを高め、その努力をしていくことが重要」

新入行員・柿田ももねさん
「いよいよ社会人になるんだなと気持ちが切り替えられるようです。日常の小さなことでもお仕事の中のわずかな変化でも、信頼してお話して頂けるような愛される存在になりたい」

新入行員・長谷川創大さん
「実際にスーツに袖を通してみて社会人として不安もあるけど、これからお客様のために働ける喜びと感謝の気持ちで胸がいっぱいです」

新入行員は2週間の研修を経て、それぞれの勤務地に配属されるということです。

一方、鳥取市の鳥取銀行では、昨年度よりも11人多い36人の新入行員を迎えて入行式が行われ、入江到頭取から辞令が手渡されました。

そして代表の山本卓さんが、入行にあたって決意を述べました。

新入行員代表・山本卓さん
「鳥取県内に唯一本店を置く金融機関の一員としての自覚や責任を持ち、お客様との厚い信頼関係の構築や地域経済の活性化に日々尽力していきます」

このあと、先輩行員と新入行員がピアノとオーボエを一緒に演奏し、新生活のスタートに華を添えました。

オーボエを演奏した新入行員
「緊張しましたが、みなさんの温かい眼差しで最後まで演奏できた。地域のみなさんが、『鳥取銀行っていいな』と思ってもらえる銀行員になりたい」

新入行員
「社会人として頑張っていきたい。鳥取の人から信頼されるような銀行員になりたいと思います」

新入行員は本店で研修を受けたあと、4月26日からそれぞれの配属先で業務に就くということです。