5月21日境港に初水揚げされたクロマグロ。
23日は鳥取市のスーパーで解体ショーがあり、訪れた買物客が山陰に夏を告げる日本海の味覚を目と舌で堪能しました。

解体ショーは、鳥取市を中心に店舗を展開するスーパー・エスマートが、企画しました。
23日用意されたのは、21日境港に初水揚げされた重さ105キロのクロマグロ。
割栽人が手際良くさばいていくと、買い物客から拍手が送られました。

このあと、売り場は、解体されたマグロの頭のオークションや大トロなどの身をプレゼントするじゃんけん大会などが行われ、にぎわいを見せました。
試食用に握りたての寿司100貫が用意されました。

試食した客:
「めちゃめちゃおいしかったです。きょうはお寿司パーティをしようかと思います。脂がのってて臭みもなく美味しかったです」

エスマート水産バイヤー・小林正明さん:
「クロマグロは、鳥取県でも目玉になる商品で、旬の魚としてマグロを売り込んでいきたい」

23日は目玉品として大トロが100グラム951円などで販売され、買物客が競うように買い求めていました。
店ではこうしたイベントをきっかけに地元産の魚のおいしさを知ってもらえればと話していました。