米子市のホープタウン跡地に5月28日オープンする商業施設、MEGAドン・キホーテです。27日、ひと足早く店内が報道陣に公開されました。

米子市の中心部に28日、オープンする「MEGAドン・キホーテ米子店」。
「MEGA」の名の通り3階建ての売り場は約8800平方メートルで鳥取市、出雲市の店舗の約3倍。
山陰エリアのドン・キホーテでは最大の広さを誇ります。

この場所はおととし、閉店したショッピングセンタl「ホープタウン」の跡地です。1982年に開業したホープタウンは山陰の郊外型ショッピングセンターの草分け的存在でしたが、競合店の進出による競争激化に施設の老朽化への対応やコロナ禍が重なり、閉店。その後、施設と事業を譲渡された米子市の会社が住民からの要望などを受けてドン・キホーテと交渉し、オープンすることになりました。

岡本楓賀アナウンサー:
「商品が所狭しと並べられています。これぞドン・キホーテの特徴です」

店員:
「棚の商品は一般のスーパーと変わらないけど、商品を下から大きく積んでいる。
盛りっと積んでいるとお客さまのテンションが上がるのかと」

店の大きな特徴は山盛りの商品陳列。
そして品揃えの多さ。
米子店には鳥取、出雲の約3倍約13万種類の商品が並んでいます。

岡本楓賀アナウンサー:
「特徴的なのがこちらドン・キホーテならではの両手で抱える大きさの商品が並んでいます」

「激安の殿堂」を名乗るドン・キホーテのウリ食品など大容量の大人買い商品が揃っているのも特徴です。

岡本楓賀アナウンサー:
「一方、2階のフロアはコスメや衣料品、家電など幅広いジャンルの商品が並んでいます。こちらはアニメやゲームのキャラクター商品を集めたコーナーです。米子空港や境港が近いことから海外から訪れる外国人をターゲットとしたインバウント需要も見込んでいるということです」

また、米子ならではの商品も…。

岡本楓賀アナウンサー:
「こちらには米子出身の武尊選手とコラボしたTシャツが販売されています。Tシャツには『だらず』といった方言がデザインされいます」

MEGAドン・キホーテ米子店尾角達也店長:
「ホープタウンさんが地域の方々に愛されていたと聞いているので、それに負けず劣らず地域から愛される店になるよう精進していきたい」

ホープタウンの跡を継ぎ、28日午前9時にオープンするMEGAドン・キホーテ米子店。
運営会社は島根県東部からの集客も見込んでいて、県をまたいで商業地図が塗り替わるのか注目されます。